自分を責めすぎてしまう?焦る時にこそ取り入れるべき「自己成長論」

こんにちは!現在、子育てをしながらキャリアコンサルタントとして活動をしている
まほ(@pastelcareer)と申します。

今日は、「自分の可能性に限界を感じる。」「自分の成長を信じられない。」「漠然と焦っている。」「自分を責めてしまう。」

そんな気持ちになっている時にこそ取り入れて、自分に元気をチャージするための、カールロジャースの自己成長論についてお話したいと思います。

この「自己成長論」。
私がキャリアコンサルタントの勉強をしていた時に出会ったキャリア理論の一つなのですが、

「人は環境さえ整えば、絶対自分で成長する力がある。」
「大事なのは、必ず成長できると信じること。」

という考えがベースにあり、そのおおらかさが私の気持ちを明るくします。

もともとは、「誰もが必ず成長できるのだから、相手を心から信じて必要な時は支援しましょう。」という支援者側の心得として学んだのですが、

しょげた気持ちになっている自分自身を鼓舞するときにも使えるので、シェアしますね。

ただ、正直人によっては「楽観的」すぎる理論だと感じる方もいるでしょうし、

実際に、「非現実的」「理想論すぎる」「甘い」「人はそんなに簡単に変わらない。」
等、面と向かっておっしゃられる方も中にはいます。笑

しかし、私はその「楽観的」とか「理想的」と言われる甘さ・遊びの部分こそ、
おおくの人が求めている救いのように感じるし、なにより可能性を感じさせる部分だと思っています。

なんの変哲もないジャガイモだって環境次第で芽を出す

さて、そんな意見の分かれる「自己成長論」とは、どんな理論なのでしょう。

この理論を説明するためによく使われる例の一つに、「買ってきたなんの変哲のないジャガイモを思い浮かべてください。」という問いがあります。

せっかくなので、一緒にスーパーマーケットに並ぶジャガイモをイメージしてください。

そのジャガイモは、なにか高級なものでも、珍しいものでもなんでもない、ごく普通の、じゃがいもで大丈夫です。

そして、そんな何の変哲もないジャガイモを家に持って帰ったら、
「湿気」があって、「薄暗く」て、「水がはってある」場所に放置してみます。

そして、あとは何週間かそっと時間をおいてほっておきましょう。

ジャガイモ自身が「私は芽をだすぞ。」と決意しているかどうかはわかりません。
しかし、見守る私は「もしかしたら芽が出るかもしれないな~。」と信じて放置します。

そして、その後はじっと時間が経つのを待ちます。

すると、どうでしょう?

この、高級でも、特別でもない、ごく普通の何の変哲もないジャガイモから、
自ずと芽がでているのを確認できるはずです。

それはなぜか?

それは、ジャガイモが芽を出すであろう、「湿気」「薄暗さ」「水」という環境を整えて、芽が出るまで待ったから。

カール・ロジャースの理論は、人の成長もそれと同じと考えます。

つまり、人間もジャガイモと同様に、環境を整え、成長する力を信じ、時間をかければ誰だって遅かれ早かれ、しっかり成長できる。と教えます。

ここで大切なのは、高級なジャガイモだから。とか、特別なジャガイモだから。とか、そのジャガイモのタイプにかかわらず、誰も(どれでも)必ず成長できる!と考えて進むことです。

もし漠然と、

  • わたしはこのままでいいのかな?
  • 現状に限界を感じる。
  • 成長を実感できない。

といった、得体のしれない焦りを感じる時があるならば、

原因を「自分自身」に向けて、自分を責めるより「環境」が適しているのか?といった視点から、状況を振り返ってみるのも一助になるかもしれません。

あなたも、わたしも、環境が整えば必ず成長できるはずだから。

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