
こんにちは、まほです。転勤族になって早2年半。3月も末に入り、我が家は東海地方から関東地方への辞令がでました。
今日は、そんな転勤族の私が、自身の故郷である宮崎県について、「転勤族」としての視点と。
ひいき目の「故郷」としての視点で、宮崎県について紹介してみようと思います♪
-ざっくりわかる目次-
宮崎県宮崎市のくらしやすさについて
宮崎県宮崎市ってどんなところ?
皆さんは「宮崎県・宮崎市」と聞くと、どんなイメージがわきますか?
私が大学で東京に上京したての10年くらい前には、「あの寒いところ?」とよく東北の「宮城県」と間違えられていました。
正しくは、九州地方に位置する日本有数の農業&畜産県で、最近ではスポーツ宮崎という名目で春季のプロ野球などのキャンプ地としても親しまれています。
特に2007年に東国原秀夫さんが知事に就任してからはマンゴーや地鶏、宮崎牛などが全国的に有名になりました。(宮崎牛はアカデミー賞の公式パーティで採用されました。)
個人的な宮崎の印象は?
一度宮崎を離れ、東京、横浜、千葉、名古屋などの都会で生活した私の個人の感想としては
宮崎県・宮崎市(故郷)ってどんなところ?と聞かれたら、「ご飯が安くておいしい。」が一番最初にでてくる感想です。
そして二番目は、「車がないと、どうにもこうにも移動ができない。」ということ。
三番目は、「ネットで調べられる観光情報は沢山あるけれど、観光以外の生活に密着した情報の口コミはネットでは見つけづらい。」と感じます。(転勤族として欲しい、スーパー、病院、住まい、習い事、学区とかの詳しい情報系。)
なので、この辺の情報が必要な時にはネットに頼らず、地元の人に聞いてみる。
もしくは、ツイッターやインスタグラムなどで、宮崎に住んでいる方に直接絡んで聞いてみる。と言うのが1番早いと思います。
宮崎県の物価は全国1安い!
次に、宮崎県の物価についてです。
平成25年の調査によると、宮崎県宮崎市は全国一物価が安い県だそうで、生活のしやすさは全国的にも上位に入ります。
反対に、1番物価が高いのは横浜市。
うちは夫が横浜の人なので、個人的には横浜のことも大好きですが、たしかに住むには物価が高いな~と感じることは多かったです。
そのため、宮崎に帰省するとよけい「おいしい物が安く、沢山食べられるぞ!」と張り切って食べ、結果毎回太って帰ります。
(最近だと、あさりのワイン蒸しをお腹いっぱい食べたときに思いました!もう、山のように食べて一人400円だったから、感動したー!)
これから宮崎県に転勤されるかたは、ぜひ住んでいる間にたくさん海の幸・山の幸を堪能してくださいね。
宮崎市の気候・風土・暮らし心地について
年間を通して温暖な気候。ただし、冬は冬なりに寒い。
宮崎県の年間の平均気温は約17度(気象庁 気象観測統計)と一年を通じて温暖な気候と言われています。
また日照時間や、平均気温、快晴日数も全国でトップ3に入っているなど、宮崎のキャッチフレーズ「日本のひなた宮崎県」がピッタリの県です。
ただ高校生までずっと宮崎に住んでいた身としては、冬はやっぱり冬だし、寒い時は寒い!と言う感想です。
学生時代、2月に開催される校内マラソン大会なんて手がかじかんでとても辛かったし。
雨の日も風の日も台風でも自転車で通った高校の時なんて、足が寒くて仕方がなかったです。(スカートの下にジャージを着るのはダメとか、コートだめとか校則が厳しかった!)
まあ、たしかに東京や他の県に比べれば冬でも雪はほぼ降らないし、真冬でもサーファーはウェットスーツでサーフィンをしています。
だけど、年柄年中半そでで過ごせるというわけではないので沖縄ほどの温かさは期待しちゃダメですよ〜!(小学校時代は、年中半そでの子もいたけどね!)
生活するには車は一人に1台あったほうがイイ。
宮崎県は完全な車社会です。公共交通機関はほぼ栄えていないに等しいので、一人1台車を持っているのが当たり前といった感覚です。
この点は、特に都会から宮崎に転勤・異動になったファミリーにとっては負担になるかもしれません。
とり急ぎ、旦那さんには車を1台あるけれど。奥さんは、自転車やバスなどの公共交通機関を使う予定だよ~、と言う場合。
なるべく、宅配スーパーが回ってくる場所やカーシェアリングサービスが利用できる場所を確認して住まいを探した方がイイと思います。
※宅配サービスは、マルイチ・イオン・生協・など宅配業者はいくつかあります。エリアによって宅配可能なところとダメなところがあるので確認しましょう!(リンクはネットスーパーへ)
また、最近宮崎市内にはカーシェアリングサービスの利用できる駐車場が増えています。
あらかじめ、「タイムズカープラス 」「dカーシェア」等のカーシェアリングサービスに登録しておいて、車を借りられる場所や価格を確認しておくといいかもしれません。
宮崎駅前は栄えているのか。
ところで、先ほど転勤族で車が無いなら宮崎駅の近くに住むのも一つの手だとお伝えしました。
宮崎市外への通勤や通学が目的でないならば、2018年現在、電車移動による日常生活のメリットはあまり得られないかもしれません。
と言うのは、宮崎駅から駅へと移動したところで宮崎駅より栄えている駅はないからです。
※ちなみに宮崎駅には、2020年に向けシネコンや企業、商業施設の誘致を行う再開発を行う計画があります。(毎日新聞記事へリンク)
駅の近くに住むメリットは、電車の利用と言うよりも、バスが使える点が大きいです。
ちなみに上の写真が宮崎県で一番栄えている宮崎駅ですが、見ての通り駅自体がとても栄えているかと言われると、まだ開発途中であるとしか言わざるをえません。
都会の感覚で「県で一番大きな駅」といえば、ショッピングモールやスーパー・家電用品など生活に必要なテナントが一通り揃っているといったイメージを持つ方も多いと思うのですが。
宮崎駅に入っているテナント(駅のHPへのリンク)は、地場のレストラン&お弁当屋さん、地場のお土産屋さん、コンビニ、ミスタードーナツ、KFC、ちょっとした雑貨屋さん、スポーツクラブくらいで。
駅だけで、「すべての生活用品がそろう」とまでは行きません。
ただ、駅から少し歩けば近くに薬局や美容室もありますし。日常的に利用できる食料品店としても、「マックスバリュ宮崎駅東店」や、本社宮崎の企業で、自家製のチキン南蛮や餃子などのオリジナル商品を売っている「ながのや瀬頭店」があります。
その他、珍しい物やいい物(外国食品やオーガニックなど)が買いたい時には、本社宮崎のオーガニック系スーパー「フーデリー青葉店」や、テナントに本社宮崎の企業が多く入っている「カリーノ宮崎」、デパートの「ボンベルタ宮崎」、「山形屋」のデパ地下なども色々なニーズに合わせて利用しやすいです。
また、駅からは少し離れた場所になりますが駅の東口から、九州最大級のエリア面積を持つ「イオンモール宮崎」へのシャトルバス(220円/片道)も出ています。
転勤で2~3年だけ住む予定で、車を購入する予定がないという場合であれば、(家賃が高くなる傾向にはありますが。)こうした利点から、宮崎駅の近くに住まいを考えるのも一つの手かもしれません。
実際、宮崎駅の近くのマンションに住む転勤族の方も多いです。
南宮崎駅前であれば、駅徒歩数分で行けるスーパーもある。
また、「小さい子供がいる。」とか、「雨が降っているので、なるべく濡れたくない。」という場合には、なるべく駅から歩かずにスーパーに行きたい、と言うこともありますよね。
そんな時は(電車の時間を確認する必要がありますが)お隣の南宮崎駅へ移動することで、駅からほぼ歩かずにスーパーに行くことができます。
具体的には、宮崎本社の「鮮度市場南宮崎店」という生鮮食品のディスカウントストアが南宮崎駅から徒歩3分くらいにあります。
「イオン南宮崎店」「宮交シティ」というスーパー・複合施設へも、徒歩5分ほどで行くことが可能です。
鮮度市場はきれいな生鮮食品が割安で手に入るし、イオン南宮崎・宮交シティの中にはスーパーと、その他いろいろなテナントが入っています。
宮交シティの館内には、ヨガ教室や保育園、子供が遊ぶスペースもあるのでぜひチェックして見てくださいね。
住んでわかる宮崎県民の県民性。
「の山(さん)という山によだ木(き)という木が立つ県民性。」
さて、宮崎県出身者としては、ちょっと耳の痛い話ではあるのですが。
温暖で南国情緒にあふれた宮崎県の県民性は、古くからのんびりやが多いと言われています。
これは昔から、海の幸・山の幸に恵まれた土地だったため、一生懸命働かなくてもご飯が食べられたことがその理由だそうですが本当かな〜?
そんな宮崎県民の県民性を表現する、「の山(さん)という山によだ木(き)という木があり。」「よだ木(き)を切り開かないと、やる(木)気も育たない。」という小話があります。
これは、方言の「よだきい」=「めんどうくさい」につながっています。
解説すると、のさん~(辛い)という山に、生えるよだ木い(面倒くさい)という木を切り倒さないと、やる(木)気がでない~という意味です。
つまり、のんびりや=面倒くさがりやな県民性と言われています。
そんなよだきい文化の宮崎県民ですが、素朴で温和、お人好し、正直で真面目なところが良いところ!ともいわれているので、是非実際に宮崎に来て見て人と触れ合って、そんなところもあるかしらね?と、宮崎の空気を感じて見てくださいね。
他県から宮崎に営業に来られる方は、人がよく営業もしやすい!(話を聞いてくれる)とおっしゃることも多いです。
転勤でやってきたら、住みよくて定住しちゃいました〜!と言う方もいらっしゃいました。
地場のお店は市街の方が沢山みつかる
また、最近は若い人たちが都会からUIターンで宮崎に帰ってきていることもあってか、市街の商店街には都会的でオシャレな宮崎ならではのお店が次々とオープンしています。
また、商店街では町おこしのイベントや市場が開催されるなど、昼でも夜でも宮崎市街を歩くと色々な発見ができて楽しめます。
正直、宮崎に定住している人たちとっては宮崎市街よりも全国チェーン店が沢山入るイオンモール宮崎のテナントの方が珍しいですし。
モールの方が駐車場に困らない上、室内外に子供が遊べるスペース、広いフードコートがあってファミリー層に優しいので、家族で休日に遊びに行くならイオンかな〜と言う場合が多かったりするのですが。
転勤族好みの、地場ならではのお店を探したり、宮崎ならではのお土産を探したりする場合には(駐車場確保の面で言うとちょっと不便ですが。)宮崎市街の方が見つけやすいかもしれません。
※県庁近くの、宮崎物産館konne、宮崎駅にお土産たくさん置いてます。
あ!でも、イオンの周りにも地場のおススメカフェやレストランなど沢山あります。
なので、是非どちらにも行って見て楽しく快適な宮崎ライフを送ってくださいね。
次回予告
さて、これから宮崎県宮崎市に転勤のみなさんにむけて宮崎県宮崎市の過ごしやすさについて書いてみましたがいかがでしたか?
次回は、転勤族として絶対気になる地場産のおいしいレストランをご紹介します!
ただ、(故郷と言う贔屓目でみても)宮崎には、本当に本当にお薦めの地場の美味しいお店が沢山あるので、どこから紹介しようか迷っています。
一旦、独断と偏見で県外から友人が来た時に絶対連れて行くお店!と言う基準で、いくつかピックアップしてみますね。他に、こんなことが知りたいよー!と言うことがあれば。答えられる範囲で答えるので、是非ツイッターで絡んでくださいね♬