費用をかけずにキャリアコンサルタントの資格は取れる?養成講座受験の感想と資格の取り方。

こんにちは、国家資格キャリアコンサルタント兼英語インストラクターのMahoです。昨日は、月に1~2回くらいの頻度で開催されている、「転勤族の妻の会」の平日ランチ会に初めて参加してきました。今まで、人材業界でフル激務の仕事をしていたので、平日開催のイベントにはなかなか参加できなかったのですが。今月仕事を離れ、2018年10月に取得したキャリアコンサント資格や英語の資格を活かしながら。近所に住む方々との交流が増え、とても幸せを感じています。その際、私が取り組んできた「キャリアコンサルタントの養成講座ってどんな雰囲気?難しい?」という質問を頂きました。

今日は、実際に3月~6月まで養成講座を受け、2017年8月に筆記、9月に口頭試問を受けて、現在合否判定待ちの私が。キャリコン養成講座~試験までの経緯を書いてみようと思います。(合否は10月中旬頃に送られてくる予定でドキドキ!追記:無事1回で合格しました!2018年2月現在、国家資格キャリアコンサルタントホルダーとしての活動もスタートしました^ ^)

記事の目次&ゴール

キャリアコンサルタント資格に興味がある方へ向けて、養成講座の雰囲気等が少しでも伝わると嬉しいなと思って書きますね。記事を読み終わったこと、あなたは以下のことが理解できます。

  • キャリアコンサルタント資格についての基礎知識
  • キャリアコンサルタントになるための方法とその費用
  • キャリアコンサルタント養成講座の様子
  • キャリアコンサルタント養成講座を今すぐに受けなくてもできる勉強ってあるの?

まず、キャリアコンサルタントってどんな資格?基礎知識。

「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。キャリアコンサルティングとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。
キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。

出典:国家資格キャリアコンサルタント試験 https://www.jcda-careerex.org/

「キャリアコンサルタント」とは、読ん字のごとく人々の「キャリア」について相談を受け、コンサルティングを行う専門家のことです。ここでいう「キャリア」とは、仕事を含む人生全般に関する相談支援全てをさしています。

大抵、みなさんが「キャリア」ときくと、多くの方が仕事の上での「ワークキャリア」を思い浮かべることが多いのですが、実際の悩み・相談場面では、「ワークキャリア」の悩みは、人生の「ライフキャリア」と密接につながっていることが多々あります。そのため、キャリアコンサルタントは「ワーク」×「ライフ」のどちらも含めたキャリア相談に乗る必要があり、その際プロとして、「理論」「経験」に裏付けされた、コンサルティング(カウンセリング)技術を求められます。

キャリアコンサルタントになるにはどうすればいいの?方法と費用

キャリアコンサルタントになるには、キャリアコンサルタント国家資格の「学科試験」と「実技試験」の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することで「キャリアコンサルタント」として名乗ることができます。なお、学科試験は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と共同で、同一日に共通問題で行います。その他、キャリアコンサルタントは5年ごとに更新を行い、最新の知識・技能を身につける必要があります。

出典:国家資格キャリアコンサルタント試験 https://www.jcda-careerex.org/

キャリアコンサルタントになるには、学科、論述&口頭試問に合格して、名簿に登録する必要があります。しかし、受験するためには、事前に以下に記載している「試験を受験する資格」を得ることが前提です。

キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます。
(複数の受験資格に該当する場合は、いずれか一つを満たせば受験できます)

  1. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
  2. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
  3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
  4. 平成28年3月までに実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格である養成講座を修了した方(平成28年4月から5年間有効)

出典:キャリアコンサルタント資格を最短でとる方法http://xn--cckvati4cycyk4bm2fd1590oyj4d.net/saitan.html

私は、人材の会社で3年以上の経験があるので、「2」の受験資格で受験できるかな。と思っていたのですが、あくまで「対・求職者」への直接のコンサルティング経験が重視されており、(人材業界で働いていたとしても)「対・企業」へのコンサル経験では、受験資格を認められませんでした。そのため、「1」の受験資格を取得するべく、厚生労働大臣の認定する講習を受講して受験資格を取得しました。

参考:色々な団体があるので、好きな団体を選ぶと◎。私は、通学の便利さで、日本マンパワーの主催する講座に参加しました。http://www.nipponmanpower.co.jp/cc/

学費はどれくらい?

主催している講座やスクールによって、学費が異なるため一概には言えません。ですが、養成講座&受験費用・登録費用でおおよそ30万円〜40万円程度が相場となっています。講座主催元によっては、受講料のほかに教材費(テキスト費)などが別途かかるスクールもあるので、注意が必要です。また、「講座を受講すれば資格取得できる」わけではなく、通学終了後も、口頭試問・面接対策の勉強会に参加する必要があります。また、試験の受験料は、学科試験が8,900円、実技試験が29,900円となっています(平成28年度現在)また、キャリアコンサルタント国家試験に合格した場合、資格を生かして働くためにはキャリアコンサルタント名簿に登録する必要があり、登録手数料として8,000円が必要となります(別途、登録免許税9,000円が課税されます)。

私の場合、人材業界に入社したその年に「キャリアコンサルタント」資格が国家資格になった事を知りました。その時点で、「3年間の経験」で受験資格ができるのか!と思ったので、3年経ったら受けようと決めていました。

途中、自身の「結婚式」や夫の「転勤」を挟んだため、上記の費用の面で受験することをとっても、とっても迷ったのですが。

①結婚する前から、「資格の学校に通うためにお金をためている!」と、今の夫にずっと宣言し続けていたこと。②今後何十年と転勤族の夫についていく上で、「自分に力をつけること。」だけが、「地方でやりたい仕事がみつからない。」という不安・不満を拭い去るのでは?と言うことで。結婚後「二人の口座」になった貯金から、学費を出すことを応援してもらいました。正直、夫24歳、私26歳。(子供はまだいないけれど)家計に余裕はありません。^^;なんとか合格して、合格通知を見せてあげたいです。

キャリコンの養成講座ってどんな感じ?

最後はキャリコンに養成講座について。

キャリコンの養成スクールが指定している講座は、週に1回。×10回、3か月クールです。また、全10回中2回以上の欠席で、受験資格を得ることができなくなります。さらに、15分単位の遅刻で欠席を計算されるので、プレッシャーもあります。その他、クラスメイトと別日に勉強会を設定するなどの自主的な勉強会があります。

私の場合、毎週土曜日に受講しました。平日はフルで働きながら、週末9時~18時半までクラスを受講する。というのは、時間的にも正直大変でしたが、土曜日クラスの半分の生徒さんがそんな感じでした。

また、万が一お休みをしてしまう場合でも振り替えが可能ではあるのですが。講座の1から10まで順番に受けなくてはならないので、希望の日にちで振り替えがとれない場合、「大阪から名古屋へクラスを受けにきました。」とか、「名古屋から静岡に行きました。」など、毎回クラスに新しい方がおり。「出張先で授業にでてきたよ。」等、みなさん時間を工面しながらしっかりと10回受けられていました。

クラスの雰囲気ですが、(クラスにもよるのですが)10回のクラスを進める中で、「自分に向き合う作業」「相手に心を開く作業」を何度も何度も行っていくので。後半のほうは、だんだんと戦友!のような雰囲気になります。毎回メンバーを入れ替えながら、グループで外・中問わずランチを一緒に食べて。お酒が飲めるメンバーは、クラス終了後に飲み会に行っているのも見かけました。

また、受講されている方の男女の比率は男女半分~くらいで。定年退職後の方から、主婦さん、ビジネスマン、個人事業の方、社長さんまで、幅広くいらっしゃいました。

養成講座についてはわかったけれど、今スグの受講は難しそう。今できる事や独学はできないのかな?

ここまで、いろいろと書いてきました。正直、時間や費用を考えると「興味はあるけれど、今スグの受講はできないなあ。」とか、「今、キャリコンの勉強のためにできることってなにもないのかな。」と言う方もいらっしゃるのではと思います。

正直、キャリアコンサルタントの試験には「受験資格」があることから、条件を満たさないままでは受験すらできないため、費用をかけずに取得するというのはかなり難しいです。※ただし、受講料を節約する方法はあります。興味がある方は、「教育給付金制度」を使って講座を受ける方法があるので、調べてみてくださいね。

また、論述・面接試験については、特に独学では難しいと思います。「面接練習」「傾聴訓練」をまったくせずに、面接試験を突破するのは難しいでしょう。(受験料も3万円近くして高くてもったいないです。)その場合は、やはりクラスに通う・すでに資格を持っている資格ホルダーさんに面接をみてもらう等の何かしらの受験対策が必要となると思います。

しかし、「今はお金をためて、今出来ることをやっておきたい。」「時間があるときに、筆記試験をスムーズに受かるための勉強を先にしておきたい。」ということは、独学で可能です!

受験するうえで、お薦めの教材はいくつかあるのですが。以下の教材は、養成講座を終了した後でも多くの方が購入しますので無駄にならないと思います。また、教科書を購入するほどでもないけれど、どんな内容を勉強するのか興味がある。と言う方は、下でご紹介しております「みんなで合格キャリアコンサルタント」というHPをみてみると、どんな問題が出るのかがわかって面白いと思います。

みんなで合格キャリアコンサルタント http://www.career-consultant.info/

木村 周 キャリアコンサルティング 理論と実際 4訂版 https://www.amazon.co.jp/dp/4875632673/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_Z7XWzbHA9N71Q

キャリアコンサルタントは、年齢を重ねれば重ねるほど強みになる資格です。

最後に、私がキャリアコンサルタント養成講座を受ける中で感じたこと。それは、キャリアコンサルタントは年齢を重ねれば重ねるほど強みになる試験であるということです!

今回、(たまたまだったのかもしれませんが)私はクラスで最年少でした。講座の中で、ロープレの練習を行っていく際。年代の近い方の悩みについては、しっかり受容・共感・自己一致といった、傾聴の手法をとることが出来ました。(相手の本当の気持ちはどこにあるのだろう?相手の自分らしさはどんなところに見出せるのだろう?というコンサルティング上大事な視点です。)しかし、相談相手役の方が「定年退職したばかり・男性・仕事をせずに過ごす日々にやりきれなさを感じている。」等の場面設定をされた際。「定年退職するまでの何十年というその人自身の背景」について、深く受容・共感・一致・傾聴できないことがありました。そんなときは、もっと修行が必要だなあと感じました。

日本は、働き方改革等に動きだしたばかり。働き方、価値観が多様化する中。様々な「キャリアの悩み」を持つ人が増えています。資格試験まえは、資格をとることがゴールになってしまいがちですが。実際、資格というのは取ってからがスタート。とりあえず合否が怖いけれど、どっちの結果だったとしても。チャレンジし続けなければ~!と思います。

 

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